エジプトで首都機能を移転する巨大プロジェクトが進む中、日本の企業関係者が現場を視察し、ビジネスチャンスを探りました。
これはエジプトと日本のビジネスを促進しようとジェトロ=日本貿易振興機構などが企画し、19の日本企業からおよそ40人が参加しました。
エジプトでは首都カイロから東におよそ40キロ離れた砂漠の中に、政府が「新首都」と名付ける都市の建設を進めています。
一行は12日、現場を視察し、急ピッチで建設が進む省庁の建物を写真に収めました。またエネルギーを賄うために外資を導入して建設された火力発電所も見学しました。
計画は全体の面積が東京23区を上回るおよそ700平方キロメートルに上る巨大プロジェクトで、来年中には人口の増加で渋滞などに悩むカイロから国会や大統領府など政府の中枢が移転される予定です。
参加した日本企業の関係者は「勢いを感じる」とか、「われわれもビジネスチャンスをつかむべく頑張っていきたい」などと話していました。
-- NHK NEWS WEB