証券大手の「大和証券」は来月から5月にかけての10連休中に、海外の株式市場で株価が大きく変動した場合に備えて、連休中の2日間、特別に外国株式の売り注文を受け付ける方針を固めました。
来月27日から5月6日までの10連休では東京証券取引所が休場となる一方、海外の株式市場では取り引きが行われることから、株価が大きく値下がりした場合には投資家が保有する株式を売れないまま損失を抱えることが懸念されています。
このため大和証券では来月30日と5月2日の2日間、専用のコールセンターを設け、ふだんの休日や祝日には受け付けていない外国株式の売り注文を特別に受け付ける方針を固めました。
取引所を通さない店頭取引という形にし、売り注文を受け付けるのはアメリカとヨーロッパの市場に上場している株式を対象にするいうことです。
-- NHK NEWS WEB