次世代の通信規格「5G」のサービス開始に向け13日、総務省の審議会で大手携帯3社と新規参入する楽天の合わせて4社からヒアリングが行われました。周波数は来月10日に割り当てられる予定です。
13日開かれた総務省の「電波監理審議会」では5Gの周波数の割り当てに向けて、NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクの大手携帯3社と、新規参入する楽天の合わせて4社から事業計画の申請があったことが報告されました。
大容量で高速通信が可能になる次世代の通信規格「5G」はIoTや自動運転、それに高画質な動画配信の普及が予想される時代に大きな産業インフラになると期待されています。
13日は申請のあった4社から基地局の整備など事業計画の内容についてヒアリングが行われ、総務省は電波監理審議会の審査を踏まえて来月10日に5Gの周波数を割り当てる予定です。
5Gを使ったサービスは早ければことしの夏ごろには一部の地域で試験的に始まり、来年、本格的に実用化される予定です。
-- NHK NEWS WEB