24日のニューヨーク株式市場は、トランプ大統領が掲げるインフラ投資などの政策が実現することへの期待感から買い注文が広がり、ダウ平均株価は110ドル以上値上がりしました。
24日のニューヨーク株式市場は製造業に関する経済指標が予想よりよかったことに加えて、アメリカ議会の与党・共和党の有力者、ライアン下院議長がインフラ投資を推進する姿勢を示したことから、トランプ大統領の政策が実現することへの期待感が広がりました。
このため買い注文が広がり、ダウ平均株価は前日より112ドル86セント高い1万9912ドル71セントで取り引きを終えました。
市場関係者は、「トランプ大統領が政策を実現するためには議会の協力が欠かせないが、ライアン下院議長が会見でインフラ投資に前向きだったため期待感が高まった。また、トランプ大統領が大統領権限で原油のパイプラインの建設計画を推進する文書に署名したことも買い注文につながった」と話しています。
-- NHK NEWS WEB