化学メーカーの「宇部興産」が生産した菓子の原料に金属片が混入した可能性がある問題で、大手菓子メーカーの「ロッテ」と「ブルボン」も商品を自主回収することになりました。
宇部興産は19日、焼き菓子の原料である膨張剤に金属片が混入した可能性があると発表しました。
これを受けて「ロッテ」は20日、この膨張剤を使用した商品を自主回収すると発表しました。
対象となるのは「ぼくらのビックリマン<スーパーゼウス編>」や「チョコパイ」など8つの商品の一部で、合わせて151万個余りに上るということです。
また「ブルボン」も、同じ膨張剤を使っていたとして、「アルフォートミニチョコレート」や「プチチョコチップ抹茶」など合わせて7つの商品の一部、60万袋余りを自主回収すると発表しました。
どちらの会社も、これまでに客から金属片が入っていたという連絡や、健康被害の報告はないとしていて、商品を着払いで送れば代金相当のギフトカードを送ることにしています。
問い合わせの番号は、「ロッテ」がフリーダイヤル0120ー531ー610で、午前9時から午後5時まで。
「ブルボン」が0120−468−884で、午前9時から午後5時までです。
この問題では19日、「ヤマザキビスケット」も商品の一部、14万袋余りの自主回収を決めています。
-- NHK NEWS WEB