学生の政策発表会が19日、都内で開かれ、AI=人工知能などを活用して、効率的な医療と医師の労働環境の改善を両立する具体策など、自由な発想のアイデアが披露されました。
発表会は、企業経営者などでつくる政策提言機関「日本アカデメイア」が主催し、7つのグループの大学生と大学院生、合わせて40人余りが参加しました。
このうち医療問題を取り上げたグループは、効率的に医療を提供し、医師の労働環境の改善も促す方策として、AI=人工知能などの活用を提案していました。
また、政府の統計問題を受けて、統計の在り方の見直しに関する提案を行うグループもありました。
統計に必要なデータをオンラインで収集することや、統計に関する検定試験に合格しなければ、中央省庁で課長になれない仕組みをつくるアイデアを披露していました。
「日本アカデメイア」は、若い世代の人材育成を進めるため、今後も、こうした取り組みを続けることにしています。
-- NHK NEWS WEB