21日から雪が降っていた北海道稚内市では23日朝、道路の除雪作業をしていた重機に60代とみられる男性が巻き込まれて死亡し、警察は男性の身元の確認を急いでいます。
23日午前7時ごろ、稚内市潮見の市道で「除雪車が人と接触した」と警察に通報があり、警察と消防が駆けつけたところ、男性が重機の下に倒れていて、その場で死亡が確認されました。
亡くなったのは近くに住む60代の男性とみられ、現場には男性が使っていたとみられる除雪の道具が残されていたということです。
現場周辺では21日から降っていた雪が積もっていて、重機は市から委託された除雪作業中にバックをした際、男性を巻き込んだとみられるということです。
警察は、重機を運転していた稚内市緑の会社員、千田勇容疑者(56)を過失運転致死の疑いでその場で逮捕しました。
警察は死亡した男性の身元の確認を急ぐとともに事故の状況を詳しく調べています。
-- NHK NEWS WEB