23日朝、岐阜県山県市の養豚場でブタが豚コレラに感染していることが分かりました。岐阜県内のブタやイノシシの飼育施設で豚コレラの感染が確認されたのはこれで12施設目です。
岐阜県によりますと、22日午後、山県市の民間の養豚場から一部のブタの食欲が落ちているとの連絡が入り、17頭を検査をしたところ、23日朝、17頭すべてが豚コレラに感染していることが分かりました。
県は、この養豚場で飼育しているすべてのブタ3300頭余りの殺処分を進めています。
この養豚場では、今月5日に行われた国の調査で衛生管理に大きな問題は指摘されませんでしたが、複数の豚舎で同じ防護服を使っていたということです。
また、養豚場を経営する会社は、同じ山県市内で子ブタを飼育するための別の養豚場を経営していて、県はこの養豚場でも異常がないか検査しています。
岐阜県内のブタやイノシシの飼育施設で豚コレラの感染が確認されたのはこれで12施設目です。
-- NHK NEWS WEB