来月から5月にかけての10連休で、海外旅行をする人の増加が見込まれる中、ベトナムの新興の航空会社が初めて日本の市場に参入し、茨城空港とベトナムの首都ハノイを結ぶチャーター便を運航することになりました。
ことしの大型連休は、皇太子さまが天皇に即位されるのに伴って来月27日から10連休となり、海外旅行をする人が増えるとみられています。
こうした中、ベトナムの「バンブー航空」は、茨城空港とベトナムのハノイを結ぶチャーター便を、来月28日と5月2日にそれぞれ1往復ずつ運航することになりました。
チャーター便には、合わせて196人が搭乗できる旅客機が使われ、日本からの観光客は、世界自然遺産に登録されている「ハロン湾」などをめぐるツアーに参加するということです。
一方、ベトナムからのツアー客は、ネモフィラの青い花が見頃を迎える「国営ひたち海浜公園」などを見てまわる予定です。
「バンブー航空」は、ことし1月に運航を始めた新しい航空会社で、日本に就航するのは今回が初めてになります。
ことしの10連休は経済面でプラスとマイナス両面の影響が指摘されていますが、海外の企業にとってもビジネスチャンスになっていることを示した形です。
-- NHK NEWS WEB