長野県にある北アルプスの鹿島槍ヶ岳で登山をしていた新潟市の男性2人と連絡が取れなくなっていて、警察は遭難した可能性があるとみて26日朝から捜索を行うことにしています。
警察によりますと、連絡が取れなくなっているのは新潟市の会社員、山宮秀樹さん(44)と豊岡信之さん(47)です。
25日昼前、所属する山岳会から「下山予定日を過ぎても連絡が取れない」と通報があり、警察が確認したところ、ふもとの登山口付近の駐車場に2人が乗って来たと見られる車が残され、2人の携帯電話は通話ができない状態だということです。
提出された登山計画書では、2人は今月23日の早朝に入山し、鹿島槍ヶ岳を登って24日下山する予定だったということです。
警察は遭難した可能性があるとみて25日に捜索を行いましたが2人は見つかっておらず、26日朝から再び捜索を行うことにしています。
北アルプスでは今月、遭難事故が相次いでいて、警察は登山者に対し、天候や積雪などの状況を確認し安全を確保して行動するよう呼びかけています。
-- NHK NEWS WEB