25日のアジアの株式市場は、世界経済の減速懸念から売り注文が広がり、株価は軒並み値下がりしています。
週明けのアジアの株式市場は、世界経済の減速懸念から、先週末、ニューヨーク市場でダウ平均株価が460ドル余りと、大幅に下落したことを受けて、取り引き開始直後から各地で売り注文が広がり、株価は値下がりしています。
日本時間の午前11時半時点の各地の代表的な株価指数は、先週末の終値と比べて、香港や韓国、台湾がおよそ1.6%、シンガポールがおよそ1.2%などと軒並み値下がりしています。
市場関係者は「先週末、アメリカやドイツなどで景気に関する指標が市場の予想を下回ったことなどからニューヨーク市場で株価が大きく下落した。こうした世界経済の減速への懸念がアジアの投資家にも広がっている」と話しています。
-- NHK NEWS WEB