大手商社の住友商事の24歳の社員が就職活動でOB訪問に来た女子大学生に酒を飲ませて性的暴行をしたとして逮捕された事件で、社員は「飲めないと商社の仕事はやっていけない」などと言って一気飲みをさせていた疑いがあることがわかりました。警視庁が当時の状況をさらに調べています。
大手商社、住友商事の社員でその後、懲戒解雇された三好琢也容疑者(24)は、今月、就職活動の一環としてOB訪問に来た20代の女子大学生に酒を飲ませて性的暴行をしたとして逮捕されました。調べに対して容疑を認めているということで27日午前、検察庁に送られました。
これまでの調べで三好容疑者は、女子大学生と居酒屋で酒を飲んだ後、カラオケ店に連れて行ったということですが、その際「飲めないと商社の仕事はやっていけない」などと言って一気飲みをさせていた疑いがあることが、警視庁への取材で分かりました。
カラオケ店では意識がもうろうとなった女子大学生の体を触るなどのわいせつな行為をした疑いもあるということです。
女子大学生を宿泊先のホテルまで送ったあと、持ち出したカードキーを使って部屋に侵入したとみられ警視庁が当時の状況をさらに調べています。
-- NHK NEWS WEB