27日、千葉県横芝光町の田んぼで、重さおよそ200グラムの金属製のプレートのような部品が見つかり、国土交通省は成田空港を離着陸する航空機から落下したものとみて調べています。
27日午後3時すぎ、横芝光町新島の田んぼで、近くに住む人が金属製のプレートのような部品を見つけ、町に連絡しました。
国土交通省が確認したところ、部品は縦およそ20センチ、横およそ30センチ、重さおよそ200グラムで、端の部分が折れ曲がっていました。
部品には英語で航空機の車輪を意味する「LANDING GEAR(ランディングギア)」と書かれ、整備の際に必要な表示もあることから、航空機の車輪の周辺に取りつけられたプレートとみられています。
けが人や建物の被害の情報は入っていないということです。
部品が見つかった田んぼは成田空港から南東に17キロほど離れた飛行ルートの真下にあり、国土交通省は成田空港を離着陸する航空機から落下したものとみて調べています。
国土交通省は航空機からの落下物を防ぐため、落下しやすい部品の改修や点検間隔の短縮、整備士などに対する教育を、日本に乗り入れるすべての航空会社に義務づけたばかりでした。
-- NHK NEWS WEB