バングラデシュの首都ダッカにある22階建ての商業ビルで火災が発生し、これまでに6人が死亡し、70人以上が病院に運ばれて手当てを受けています。ビルの中にはまだ100人以上が閉じ込められているとみられ、消防が消火活動や救出を急いでいます。
バングラデシュの首都ダッカで28日、中心部にある22階建ての商業ビルの6階の部分から火が出て、上の階に燃え広がりました。
消防車が現場に駆けつけて消火に当たっていますが、上層階まで水が十分に届かず、火が燃え広がっていて、ヘリコプターも出動して消火活動が続けられています。
地元の警察によりますと、火から逃れようとビルから飛び降りたり落下したりする人もいるということで、これまでに6人が死亡、70人以上が病院に運ばれて手当てを受けています。
また、ビルの中にはまだ100人以上が閉じ込められているとみられ、消防が救出を急いでいます。
ダッカにある日本大使館によりますと、火事が起きた付近は日系企業をはじめ、多くの外資系企業のオフィスもある地区だということです。
火事が起きたビルと隣接するビルには、日系企業が合わせて3社入っているものの、日本人の社員は避難するなどして、無事が確認されているということです。
-- NHK NEWS WEB