気圧の谷の影響で成田空港では5日午後から風が強まり、空の便に欠航などの影響が出ました。航空会社は最新の運航情報をホームページなどで確認するよう呼びかけています。
成田航空地方気象台によりますと、気圧の谷の影響で成田空港の周辺では風が強まり、5日午後2時44分には19.5メートルの最大瞬間風速を観測しました。
このため、滑走路周辺に砂ぼこりが舞い上がって見通しが悪くなったほか、風にあおられて着陸をやり直す機体も見られました。
強風の影響で、成田を発着する便は午後5時半までに国内線の合わせて16便が欠航、もしくは欠航を決めたほか、国際線の3便が行き先を関西空港や羽田空港に変更しました。
気象台によりますと、成田空港では5日夜遅くにかけて風の強い状態が続く見込みで、航空会社は最新の運航情報をホームページなどで確認するよう呼びかけています。
-- NHK NEWS WEB