5日昼前、京都市で住宅を訪ねてきた業者を脅し、現金およそ200万円を奪って逃げたとして会社員の男が強盗の疑いで逮捕されました。警察は男が留守宅に侵入し、商談を装って呼び出した業者を計画的に脅したとみて調べています。
逮捕されたのは、大阪 高槻市の会社員、落合祐貴容疑者(28)です。
警察によりますと、落合容疑者は5日午前11時半ごろ、京都市西京区の住宅に商談で訪れた貴金属の買い取り業者2人を工具を突きつけて脅し、現金およそ200万円を奪って逃げたとして強盗の疑いが持たれています。
業者の1人は頭を工具で殴られましたが、けがはなかったということです。
警察は業者から通報を受け、同じ西京区内で落合容疑者を見つけ、車の中から奪われた現金が見つかったことなどから逮捕したものです。
調べに対し容疑を認めているということです。
現場の住宅には高齢の女性とその息子が住んでいて、5日午前9時ごろに女性がデイサービスで外出して以降は留守だったということです。
落合容疑者は4日午後に買い取り業者に電話をして日時と場所を指定していたということで、警察は住民の留守をねらって住宅に侵入し、呼び出した業者を計画的に脅したとみて調べています。
-- NHK NEWS WEB