現職と新人、合わせて3人の争いとなった浜松市長選挙は、現職の鈴木康友氏が自民党静岡県連が推薦した新人らを抑えて4回目の当選を確実にしました。
鈴木氏は浜松市出身の61歳。衆議院議員を2期務めたあと、平成19年の浜松市長選挙で初当選し、これまでに3期、市長を務めてきました。
今回の浜松市長選挙は4期目を目指した鈴木氏に対し、自民党静岡県連の推薦を受けた元浜松市議会議員の山本遼太郎氏らが挑む構図となりました。
鈴木氏はみずからが実現を目指す行政区の統合・再編についての是非を問う住民投票を市長選挙と同時に実施し、選挙戦では行政区の再編を最大の争点と位置づけて、人口減少や老朽化するインフラ整備に備えるため再編を進めるべきだと訴えました。
そして再編に賛同する市内の自動車メーカーをはじめ地元の経済界から支援を受け、支持政党を持たない無党派層を中心に、幅広く支持を集め、4回目の当選を確実にしました。
-- NHK NEWS WEB