家具や日用品を販売する「ニトリホールディングス」は国内外の売り上げが好調だったことから、ことし2月期の決算で最終的な利益が20年連続の増益となりました。
ニトリホールディングスが8日発表した、ことし2月までの1年間のグループ全体の決算は、最終的な利益が681億円余りで、前の年度より6%増加しました。
会社によりますと、最終利益の増加は20年連続です。
これは、国内外で積極的に出店し、機能性を高めたとする寝具やクッションを中心に店舗での販売が伸びたことに加え、インターネットでの通販が20%以上増加するなど、売り上げが好調だったことによるものです。
似鳥昭雄会長は記者会見で、ことし10月に予定される消費税率引き上げの影響について「いままでの消費税の引き上げは非常に影響があったが今回は政府が手を打っている。以前とは事情が違い、駆け込み需要も少ないし、反動も少ない。影響の波はより小さいと思う」と述べました。
ニトリホールディングスでは、来年2月期の決算でもさらに売り上げと利益の増加が続き、最終的な利益では5%近く増えると見込んでいます。
-- NHK NEWS WEB