タイの首都バンコク中心部にあるショッピングモールで、10日午後、火事が発生し、3人が死亡しました。現場周辺は、日本人観光客も多く訪れる繁華街で、避難する買い物客らで一時、騒然としました。
タイの消防によりますと、バンコクの中心部にあるショッピングモールで、10日午後5時40分ごろ(日本時間の午後7時40分ごろ)、火事が発生しました。
火は、およそ1時間で消し止められましたが、これまでに3人が死亡、5人がけがをしたということです。
現場一帯は、一時、黒い煙がたちこめ現地メディアは、避難する買い物客らで騒然とした様子を伝えました。
現場近くのビルで働く日本人の男性は、NHKの取材に対し、「煙が周辺にたちこめていたので非常階段で避難した」と話していました。
消防は、ショッピングモールの8階にある子ども向けの施設から火が出たとみて調べています。
現場周辺は、日本人観光客も多く訪れる繁華街で火が出たショッピングモールには日本の大手デパートの伊勢丹をはじめ、日本の書店や日本食レストランなども多く入っています。
バンコクの日本大使館によりますと、これまでのところ、日本人が巻き込まれたという情報はないということです。
-- NHK NEWS WEB