新しい元号が「令和」に決まったあと、会社の名前に漢字の「令和」を入れた企業が全国で31社登場したことが信用調査会社の調べで分かりました。
信用調査会社、東京商工リサーチによりますと、元号が決まるまでこの会社のデータベースには漢字の令和を使った会社はありませんでした。
しかし、その後、調査したところ10日の時点で「令和」を社名に用いた企業が、31社あったということです。
このうち新たに設立された会社が12社、社名の変更が19社で、全体のおよそ7割が元号が発表された今月1日に法人登記を申請していました。
さいたま市の会社は社名を「YICコンサルティング」から「令和コンサルティング」に変更したほか、東京港区の「平成書籍」は「令和書籍」に変更しました。
調査会社は「今回は新たな元号の発表が前から予定されていたため事前に登記の準備をしていた企業が多い。心機一転して新規事業に取り組もうという気持ちが込められているのでは」と話していました。
-- NHK NEWS WEB