20代の義理の娘の裸をスマートフォンで撮影して脅し、性的な虐待をしたなどとして、北海道の40代の男が逮捕・起訴されていたことが捜査関係者への取材でわかりました。警察は、男が娘が中学生だった時からおよそ9年間にわたって性的な虐待を繰り返していたとみて調べています。
起訴状や捜査関係者によりますと、北海道内に住む44歳の会社員の男は、ことし1月、20代の義理の娘の裸をスマートフォンで撮影して脅し、自宅で性的な虐待をしたほか、4年前の平成27年にも当時18歳未満だった娘にわいせつな行為をさせた罪に問われています。
ことしに入って娘の職場の同僚から警察に相談があり、被害が発覚したということで、警察や検察は虐待の被害者を一時的に保護するシェルターに娘を避難させたうえで、男を逮捕・起訴しました。
捜査関係者によりますと、男は起訴された内容を認めているということです。
また、娘の顔を殴ったり裸の動画などを撮影して「インターネットで拡散する」と脅したりして、日常的に性的な虐待をしていた疑いがあり、娘はつらい体験を思い出して恐怖などを感じ続ける、PTSD=心的外傷後ストレス障害と診断されたということです。
警察は、男が娘が中学生だった時から、およそ9年間にわたって性的な虐待を繰り返していたとみて調べています。
-- NHK NEWS WEB