スタートを一か月後に控えた「プレミアムフライデー」での利用を呼びかけようと東京に本部をおく、居酒屋チェーン店は、27日、開店時間を午後3時に前倒しし、料理の一部を割り引きするキャンペーンを行っています。
全国で130店余りを運営する串カツ専門の居酒屋チェーンは、油で揚げるフライ料理と、「プレミアムフライデー」をかけて、「フライングフライデー」と名付けたキャンペーンを行っています。
このチェーンでは、多くの店舗が午後4時以降に開店しますが、27日は開店を午後3時にしています。
このうち、東京・渋谷区の店舗でも、午後3時に開店すると早速予約をしていた団体客が訪れ食事やお酒を楽しんでいました。
男性客は、「プレミアムフライデーにあやかって、私たちの会社も月末の金曜日を早めに上がるようにしました。時間があるのでいつもよりたくさん飲みたいです」と話していました。
このチェーンでは、100円から200円で販売している串カツを27日までの5日間は100円均一にしているほか、27日は特別料理として長さ20センチの豚の串焼きを100円にしています。
来月24日の「プレミアムフライデー」でも、営業時間の前倒しや割り引きサービスなどを検討しているということです。
居酒屋チェーン「串カツ田中」の正木さやかマネージャーは「来月ももっとすごい企画を考えてお客さんたちには早い時間からお酒を楽しんでもらいたいです」と話していました。
-- NHK NEWS WEB