対戦型のコンピューターゲームを競技として行う「eスポーツ」を盛り上げようと、ことし秋に全国大会が開かれる茨城県でスポーツ中継さながらに観客も楽しめる大会が開かれました。
「eスポーツ」は対戦型のコンピューターゲームを競技として行うもので、近年、国際大会も開かれるなど世界的に競技人口が増えています。
茨城県では秋の国体の文化プログラムとして3つのゲームの全国大会が10月に開かれます。13日はこのうちのサッカーゲームの県予選が水戸市の体育館で行われ、100人余りが出場しました。
試合は3人1組で選手の動きを操作し、相手チームと対戦する形式です。
参加者は声を掛け合いながら画面上のボールを巧みにさばいていました。
試合の様子は実況を交えてスクリーンに映し出され、会場の観客は実際のサッカー中継さながらに盛り上がっていました。
出場した41歳の男性は「試合前に話し合っていた連携の取り方がうまくいってよかった」と話していました。
競技に使われたゲームを制作した会社の車田貴之さんは「eスポーツは年齢や人種などを超えて一緒にプレーでき、誰でも参加できる競技だということを知ってもらえればと思います」と話していました。
-- NHK NEWS WEB