東京都は、豊洲市場の敷地内に飲食や物販の店が入る暫定的な施設を来年1月末をめどに設けることになりました。市場に併設される本格的な観光施設の開業が4年後のためで、その間、にぎわいを生む役割を担うということです。
江東区にある豊洲市場には、にぎわいを生む施設として飲食店や温泉、ホテルなどが入る「千客万来施設」が併設される予定ですが、開業は4年後の2023年の春となっています。
このため、東京都は、千客万来施設の開業までの間、市場ににぎわいを生み出すため、飲食や物販の店が入る暫定的な施設を設けることになりました。
この施設は、千客万来施設の予定地の一部に整備され、不動産大手の三井不動産などで作る企業グループが運営を行うということです。
施設には、市場に近い立地を生かしたすしや天ぷらなどの飲食店やお土産などを買うことができる物販の店が入ることに加え、地域のイベントなどで利用できる多目的広場も整備されるということです。
施設は来年1月31日をめどに営業を始めることにしていて、千客万来施設が開業する2023年の春までの間、事業を行う予定です。
-- NHK NEWS WEB