今月末からの10連休を前に、勤め先が休みになる会社員などに副業や兼業の始め方などをアドバイスする催しが、15日夜、都内で開かれました。
この催しは、シェアリングサービスを運営する企業らが開き、会場には、仕事帰りの会社員ら30人ほどが参加しました。
催しでは、参加者が仕事の経験などをもとに、「システム開発」や、「アクセサリーのデザイン」など、副業につなげられそうな自分の特技などを書きだしていきました。
そのうえで、実際に収入につなげるにはどうすればいいか、シェアリングサービスを運営する企業の担当者らが、「まずは試してみて、テストを繰り返すことで、ニーズに気付くようになる」などとアドバイスしていました。
参加した会社員の女性は、「10連休すべて行楽に使おうとしても、お金もかかるので、副業を始めるきっかけにしてみたい」と話していました。
また、別の会社員の男性は、「働き方改革で業務量が減っていて、本業をやりたくてもやれない、自分のスキルを増やしてお金も増えればいい」と話していました。
副業などの業務委託の仲介を行う企業「ランサーズ」が去年、まとめた推計では、副業や兼業を行っている人は、744万人にのぼりこのところ増加傾向が続いています。
-- NHK NEWS WEB