携帯各社は国の方針に沿って、端末代金と通信料金を分離するプランを拡大する方針です。これに伴って端末代金の負担は重くなると見られることから中古端末の市場を拡大しようと販売業者らが品質などを保証する取り組みを強化しています。
携帯電話料金を巡っては端末代金と通信料金の分離プランの導入が進むと通信料金は下がる一方で多くの利用者にとっては端末代金の負担は重くなると見られます。
こうした中、中古端末の市場を拡大しようと買い取り販売会社と修理業者は先月、利用者の不安の声が多い端末の品質やセキュリティーに関する新たなガイドラインを共同で作成しました。
さらに、ことし10月以降には業者の認証制度も導入することにしています。
「リユースモバイル関連ガイドライン検討会」の粟津浜一代表は「今、中古携帯が注目をあびているので、ここでしっかりと安心できる端末を提供できるようにしたい。消費者の不安を払拭(ふっしょく)して市場拡大につなげていきたい」と話していました。
-- NHK NEWS WEB