NTTドコモが15日、新たな料金プランを発表したことで、通信関連や、スマートフォンメーカーなどに買い注文が増えました。
このうち、通信大手は、NTTドコモが3.5%、KDDIが5.8%、ソフトバンクも3%の値上がりになりました。
これは、NTTドコモが新たな料金プランを発表したことで投資家のあいだで携帯各社の料金戦略の方向性が見えたとの受け止めが広がったためです。
また、NTTドコモの料金引き下げは会社にとっては収入減少となりますが、市場が想定していたよりは経営へのダメージは小さいとの見方もあり、買い注文につながりました。
また、今回のNTTドコモの料金プランのように通信料金と端末代金を分離すると端末代金への補助が少なくなり、結果として端末の価格が高くなると指摘されています。
市場では端末代金が比較的高いアップルのiPhoneに比べて、国内メーカーの端末のほうが人気が集まりそうだとの見方からソニーが2.5%値上がりし、シャープも一時、3%を超える値上がりになりました。
-- NHK NEWS WEB