来月5日の端午の節句を前に、名古屋市の貴金属店では、「令和」と「平成」の2つの元号をモチーフにした純金を使ったかぶとの展示と販売が始まりました。
東京に本社がある大手貴金属店では毎年、端午の節句に合わせて純金や純銀でできたかぶとおよそ30点の展示と販売を行っています。
ことしは、元号が「平成」から「令和」に改められることを受けて、2つの元号をモチーフにしたかぶとが特別に作られ、17日、名古屋市・中区の店で初めて披露されました。
かぶとは高さが25センチあり、重さおよそ400グラムの純金を精巧に加工して作られた前立てが、銀の本体にあしらわれていて、販売価格は600万円だということです。
小野勝由店長は「過去を振り返りつつも令和の輝かしい未来へという思いが込められたかぶとを、大事な息子さんやお孫さんなどに贈ってもらえれば」と話していました。このかぶとの展示と販売は、来月5日の端午の節句まで行われます。
-- NHK NEWS WEB