南米のチリで16日、住宅に小型機が墜落し6人が死亡しました。小型機は離陸してまもなく墜落したとみられ、チリの航空当局が詳しい原因を調べています。
チリ南部の港町、プエルトモントの住宅街に16日午前、小型機が墜落しました。
現地からの映像では、小型機が墜落した住宅の屋根が大きく壊れて炎上し、小型機の翼が焼け跡から突き出ているのが分かります。
また、消防隊員が次々と消火に駆けつけ、大勢の住民が不安そうに見守るなど、緊迫した現場の様子が伝わってきます。
地元警察によりますと、この事故で、パイロット1人を含む、男女合わせて6人が死亡したということです。
地元メディアによりますと、このうち4人が地元の水産加工会社の従業員だったということです。
小型機は、墜落現場の近くにある飛行場を離陸し、直後に墜落したとみられるということで、チリの航空当局は、現地に調査官を派遣して詳しい原因を調べています。
墜落した小型機は、公共交通機関が乏しい南部の港町どうしを結ぶ路線だったということで、去年も、チリ南部では同様の路線での墜落事故で2人が死亡しています。
-- NHK NEWS WEB