日産自動車は、大規模な火災が起きたフランスのノートルダム大聖堂の再建に向けて、日本円で1200万円を寄付することを決めました。フランスの自動車メーカー、ルノーと連合を組んでいることが背景です。
会社によりますと、日産は、火災で甚大な被害が出たノートルダム大聖堂の再建に役立ててもらおうと、10万ユーロ、日本円で1200万円余りをフランスの文化遺産財団を通じて寄付することを決めました。
フランスのルノーと20年にわたって連合を組んでいることが背景で、日産は「ルノー社員やフランス国民の心情に心を寄せ、寺院の再建に貢献したいという考えに至った」としています。
今回の火災では、フランス内外で寄付の動きが広がっていて、カルロス・ゴーン前会長をめぐる事件のあと、ルノーとの間で新たな連携の在り方を模索する日産も、支援に名乗りを上げた形です。
-- NHK NEWS WEB