前の衆議院議員と新人の合わせて4人の争いとなった衆議院大阪12区の補欠選挙は日本維新の会の新人の藤田文武氏が初めての当選を確実にしました。
藤田氏は大阪 寝屋川市出身で38歳。府立高校の教員などを経て、スポーツ関連の会社を経営し、前回の衆議院選挙に続いて、立候補しました。
今回の補欠選挙は自民党議員の死去に伴うもので、藤田氏のほか、自民党の新人と無所属で立候補した前の衆議院議員2人の合わせて4人による争いとなりました。
選挙戦で藤田氏は統一地方選挙の前半に行われた大阪府知事と大阪市長のダブル選挙や、大阪府議会議員選挙などで維新の会が勝利したことを追い風に、党が掲げる「身を切る改革」の徹底や、幼児期からの教育の無償化、それに東京への一極集中を解消するため、大阪の副首都化を進めることなどを訴えました。
そして維新の会の支持層を固めたほか、支持政党を持たない無党派層や、北川氏を擁立した自民党の支持層からも一定の支持を集め、初めての当選を確実にしました。
-- NHK NEWS WEB