来年の東京オリンピック・パラリンピックの選手村の建物などを活用して整備されるマンションの詳細が23日、発表されました。価格は5000万円台からで、一部はことし7月から販売が始まります。
東京オリンピック・パラリンピックの選手村は東京 中央区の晴海地区に建設が進められていますが、大会後には建物や周辺の土地を活用し、23棟のマンションが整備される予定です。
23日は、開発を手がける大手不動産会社など10社が選手村の隣接地で記者会見を開き、マンションの詳細を発表しました。
それによりますと、間取りは2LDKから4LDKで、価格は5000万円台から1億円を超えるものまで用意するとしています。
最も早い2022年秋に完成する予定のマンションは、ことし7月下旬から販売を始めるということです。
今週末からは5種類のモデルルームが公開され、VR=仮想現実の技術を使って高層階からの眺めも体感できます。
開発にかかわる三井不動産レジデンシャルの古谷歩さんは「小中学校や公園のほか、BRTと呼ばれる連結バスの発着場も整備され、東京の新しい暮らしが実現できると思います」と話していました。
-- NHK NEWS WEB