23日のニューヨーク株式市場は、企業決算の内容を好感してダウ平均株価は大きく値上がりし、ダウと並ぶ主要な株価指数である「S&P500」と「ナスダック」がいずれも最高値を更新しました。
23日のニューヨーク株式市場は、この日までに発表された主要な企業の決算が市場予想を上回っているとして、これを好感して買い注文が集まり、株価は値上がりしました。
ダウ平均株価の終値は、前の日に比べて145ドル34セント高い、2万6656ドル39セントでした。
また、ダウ平均株価と並ぶ主要な株価指数である「S&P500」は2933.68と、去年9月20日の終値を上回ってこれまでの最高値を更新しました。
S&P500は、金融、製造業のほか、アップルやアマゾンなど、ニューヨーク証券取引所やナスダックに上場するアメリカ企業500社余りの株価を元に算出したもので、市場関係者の間ではアメリカの株価の動向を見る上でもっとも網羅されたものだとされています。
また、新興市場のナスダックの指数も8120.82と最高値を更新しました。
ダウ平均株価も23日の終値で最高値まで170ドル余りに迫っており、アメリカの株価は好調な企業業績に支えられ、ことし初めを底にしてV字回復しています。
-- NHK NEWS WEB