トヨタ自動車は前身の「マーク2」から50年以上にわたって販売を続けてきた乗用車、「マークX」の生産をことし12月に終了すると発表しました。
マークXは、昭和43年に発売されたマーク2の後継モデルとして40代、50代のファミリー世代をターゲットに平成16年から販売されてきました。
しかし、最近はコンパクトカーやSUVなど、セダン以外の販売が伸び、ピーク時に6万3700台余りだった年間の販売台数は、去年、4100台余りまで減っていました。
会社では、顧客のニーズなどを検討した結果、ことし12月をもって生産終了を決めたとしています。
トヨタは「マーク2の時代を含め、50年の長きにわたり本当に多くのお客様にご愛顧いただき、感謝しております」としています。
-- NHK NEWS WEB