25日のニューヨーク株式市場は、この日発表された企業決算の内容が悪かったことから、ダウ平均株価は、値下がりしました。
25日のニューヨーク株式市場ダウ平均株価の終値は、前の日に比べて、134ドル97セント安い、2万6462ドル8セントでした。
ダウ平均株価を構成する銘柄の一つ、日用品メーカー大手、3Mがこの日発表した決算で業績見通しを下方修正し、合わせて人員削減を明らかにしたことから株価が大幅に下落し、ダウ平均株価も、一時、前日に比べて286ドル値下がりしました。
これに対して、IT企業などが多い新興市場のナスダックでは、フェイスブックやマイクロソフトの決算を好感して値上がりし、ナスダック総合指数は、取り引き時間中の最高値を更新する場面もありました。
市場関係者は、「ダウ平均株価は、ボーイングの不調などもあり、このところ伸び悩んでいる。また、一部では、利益を確保しておこうという売り注文もあり、連休前の最後の東京市場の取り引きにどう影響するか注目される」と話しています。
-- NHK NEWS WEB