アメリカのネット通販大手のアマゾン・ドット・コムは先月までの3か月間の決算を発表し、クラウドサービス事業が好調だったことなどから最終的な利益が1年前と比べて2倍以上の大幅な増加となりました。
アメリカのアマゾン・ドット・コムが25日発表したことし1月から先月までの3か月間の決算によりますと、売り上げは、主力のネット通販事業や広告事業が伸びたことなどから597億ドル(日本円にしておよそ6兆6000億円)となり、去年の同じ時期に比べて17%増えました。
また、最終的な利益は35億6000万ドル(日本円にしておよそ3900億円)となり、去年の同じ時期に比べて2倍以上増えて、大幅な伸びとなりました。
これはインターネット経由でデータの保存などを行うクラウドサービスといった、利益の幅が大きな事業が好調だったためで、4四半期連続で最高益となりました。
アマゾンによりますと、金融機関や自動車メーカーなどが積極的にクラウドサービスを利用しているということで、成長が一時に比べて鈍化しているネット通販事業に代わり、業績拡大をけん引しています。
-- NHK NEWS WEB