中国の旧正月「春節」を迎え、北海道の新千歳空港に近いレンタカー店では、中国などからの観光客を対象にした冬道の運転講習会を始めました。
講習会は、新千歳空港の近くにあるレンタカー店が、冬道に慣れていない海外からの観光客に安全運転を心がけてもらおうと、28日から始めました。
このうち、香港から親子3人で訪れた観光客は、担当者から冬道の危険性や交通ルールの説明を受けたあと、およそ100メートルの特設コースで冬道の運転を体験しました。そして、急ブレーキを踏んだり、わだちができた道を走ったりして、冬道の運転の難しさを体感していました。
講習を受けた夫婦は「雪道を走ってみて、とても危険だと感じました。スピードを落として運転することを心がけたい」と話していました。
レンタカー会社の浅野博一店長は「この時期はアジアからのお客さんが増えるので、安全に旅をしてもらえるよう手助けしていきたい」と話していました。このレンタカー店では、希望した外国人観光客を対象に、来月末まで講習会を開くことにしています。
-- NHK NEWS WEB