27日から10連休が始まるのを前に、羽田空港は海外で過ごす人たちの出国ラッシュが始まっています。
羽田空港では、26日は1日の平均より1割多い2万9200人が海外に出発する見込みで、国際線ターミナルのロビーは午前中から家族連れなどが航空会社のカウンター前に並んでいました。
家族でアメリカに行く45歳の男性は「きょうから11連休を取ります。これだけ長い休暇は二度とないので、家族と思い出をたくさん作りたい」と話していました。
ターミナルの運営会社によりますと、26日から来月6日までの11日間に羽田空港から出入国する人は55万4900人で、前の年と比べ5.7%増えると見込まれています。
日本航空では例年の大型連休よりも混雑が予想されるとして、カウンターで手荷物の受け取りなどを行うスタッフを5人増やしました。
石川悦子アシスタントマネジャーは「混雑のため手続きに時間がかかるので、できるだけ早く空港に来てほしい」と話していました。
また空港の駐車場も混雑が予想されるため、できるだけ公共交通機関を利用するよう呼びかけています。
羽田空港の出国のピークは27日、帰国のピークは来月6日になる見込みです。
-- NHK NEWS WEB