10連休の初日の27日、成田空港は出国ラッシュがピークを迎え、空港のロビーは海外に出かける人たちで混み合っています。
成田空港では、出国ラッシュのピークとなる27日、過去最多の6万700人が出国する見通しで、出発ロビーの航空会社のカウンターでは、朝早くからスーツケースを持った家族連れなどが長い列を作っています。
成田空港会社によりますと、ことしの大型連休は10連休と長期間にわたることから、ヨーロッパなど遠方に向かう便に人気が集まっているほか、ハワイや韓国を行きを中心としたチャーター便の数が前の年の3倍になっているということです。
イタリアやイギリスを巡るという30代の女性は「ふだんなかなか行けないヨーロッパに行こうと、ずっと前から計画していました。ワイナリーに行くので、元号が変わる瞬間は時計を見ながら令和に乾杯したいです」と話していました。
夫婦でバリ島に行くという50代の男性は「こんなに長い休みはふだん取れないので、サーフィンなどしながらゆっくり過ごしたいです。帰国するときは元号が令和に変わっているので、日本がどうなっているのか楽しみです」と話していました。
成田空港の帰国ラッシュのピークは来月5日となる見通しです。
-- NHK NEWS WEB