令和になって初めての日、東京 渋谷区の文房具店では、書いた日から一年後に届く手紙、「未来レター」に新しい時代への思いを書きつづる人たちの姿が見られました。
「未来レター」は、東京 渋谷区の代官山にある文房具店が行っているサービスです。
買い物をした人が、店からレターセットやポストカードを受け取り、自分や誰かにあてて手紙を書くと1年後に届くようになっています。
令和の時代を迎えた1日、店内の一角では、地元の人や観光客が1年後の自分や大切な人に向けた手紙を書きつづっていました。
PR会社に勤める24歳の女性は、自分にあてた手紙に「1年後もきっと悩んでいそうな気がしますが、そのままできっと大丈夫」と書きました。
この女性は、去年から持つようになった部下の育成に悩んでいるということで、「自分のしたいように、自分を信じて、部下が成長していけるようにやっていきたいです」と話していました。
また14歳の女子中学生は、1年後の自分にあてて「大好きなダンスを続けながら自分の目標とする高校に入れていますか?」と書きました。
この女子中学生は、チアダンスの全国大会で2位になった経験があり、来年の春に高校受験を控えているということで、「ダンスと勉強を両立させてどちらも充実した内容になっていればいいなと思います」と話していました。
-- NHK NEWS WEB