任期満了に伴う東京の千代田区長選挙が29日に告示され、東京都の小池知事が支援する現職と自民党が推薦する新人、それに元会社員の新人の合わせて3人が立候補し、来月5日の投票日に向けて1週間の選挙戦に入りました。
千代田区長選挙に立候補したのは、届け出順にいずれも無所属で、5期目を目指す現職の石川雅己氏(75)、新人で人材開発会社元社員の五十嵐朝青氏(41)、新人で自民党が推薦する外資系証券会社社員の与謝野信氏(41)の合わせて3人です。
今回の千代田区長選挙は、東京都の小池知事が支援する現職の石川氏と、自民党が推薦する新人の与謝野氏、それに新人の五十嵐氏の3人が争う構図で、去年の東京都知事選挙に続いて小池知事と自民党東京都連が対決する形になりました。
選挙戦では4期16年間の今の区政への評価のほか、子育て支援や高齢者福祉への対応などをめぐって論戦が交わされる見通しです。ことし7月に行われる東京都議会議員選挙の前哨戦と位置づける見方もあり、その結果が注目されます。
千代田区長選挙は来月5日に投票が行われ、即日開票されます。
-- NHK NEWS WEB