3日のニューヨーク株式市場は、この日発表された先月の雇用統計で、景気の底堅さが確認できたとして幅広い銘柄に買い注文が集まり、ダウ平均株価が大きく値上がりしたほか、新興市場のナスダック総合指数は最高値を更新しました。
3日のニューヨーク株式市場ダウ平均株価の終値は、3営業日ぶりに値上がりし、前の日に比べて197ドル16セント高い、2万6504ドル95セントでした。
また、IT関連企業などが多い新興市場のナスダック総合指数も大きく値上がりし、8163.996と、これまでの最高値を更新しました。
この日は、取り引き前に発表された先月の雇用統計が市場の予想を上回ったため、「アメリカ経済の底堅さが確認できた」として、幅広い銘柄に買い注文が集まりました。
市場関係者は「企業決算が好調な上に、雇用統計などマクロ経済の指標が市場の予想を上回ったことから、安心感が広がった」と話しています。
-- NHK NEWS WEB