4日未明、岩手県の東北自動車道で、サービスエリアの出口と入り口を間違えて本線を逆走したと見られる車が前から来た車と正面衝突し、逆走した車を運転していた29歳の男性が死亡しました。
4日午前2時半ごろ、岩手県八幡平市の東北自動車道の下り車線で、本線を逆走した軽乗用車が前から来た普通乗用車と正面衝突しました。
警察によりますと、この事故で軽乗用車を運転していた盛岡市の会社員、畠山政孝さん(29)が全身を強く打ち、搬送先の病院で死亡しました。
もう一方を運転していた富山県射水市の33歳の男性が体を打つ軽いけがをしました。
現場は岩手山サービスエリアの入り口に近い2車線あるところで、調べによりますと、軽乗用車はサービスエリアの出口と入り口を間違えて本線に入ったと見られるということです。
警察は逆走が起きた原因や事故の詳しい状況を調べています。
この影響で、東北自動車道は西根インターチェンジと松尾八幡平インターチェンジの間の下り車線がおよそ4時間にわたって通行止めになりました。
-- NHK NEWS WEB