4日朝早く、富山県にある北アルプス・剱岳で登山をしていた大阪市の44歳の女性が滑落し、死亡しました。
4日午前6時ごろ、北アルプス・剱岳の標高およそ2600メートルの「源次郎尾根」付近で、登山者が滑落するのを別のパーティーの男性が目撃しました。
連絡を受けて、午前9時すぎに、富山県警察本部のヘリコプターが滑落した登山者を救助し、富山市内の病院に搬送しましたが、まもなく死亡しました。
警察によりますと、死亡したのは大阪市北区の会社員、森田綾さん(44)で登山計画書によりますと、3人のパーティーで3日から5日までの予定で山に入り、4日は剱岳の山頂を目指していたということです。
富山県内では4日、同じく剱岳の山頂を目指して登っていた宇都宮市の34歳の男性がおよそ500メートル滑落し、大けがをする事故も起きています。
-- NHK NEWS WEB