10連休は6日が最終日。新元号の「令和」にちなんだ社名をつけた都内の出版社では、一足早く業務を開始しました。
この会社は、東京 港区にある出版社、「令和出版」で元号が「平成」から「令和」になったことを受けて先月、都内で出版業を営む63歳の会社経営者が新たに設立しました。
6日は10連休の最終日ですが、新たに事務所として使うマンションの1室に社員3人が集まり、7日からの本格的な営業を前に、出版物の電子化について打ち合わせを行うなど一足早く業務を開始しました。
「令和」という社名をつけたことについて、経営者で社長の須田早さんは「この会社とは別に『平成出版』という会社も経営していますが、電子書籍など新しい時代に合ったものを扱いたいと思っていたときに元号が令和になったのでこれに合わせて新しい会社を設立しました」と経緯を話していました。
社員の男性の1人は、「10連休は長すぎて暇を持て余していたので、きょうはあすからの仕込みができてよかったです。恐れ多い社名ですが、新しい形態の出版を模索できる会社にしたい」と抱負を話していました。
-- NHK NEWS WEB