大分県別府市の鶴見岳で、寒さの中、かき氷の早食いなどを競う恒例の「大寒がまん大会」が開かれました。
この大会は、大分県別府市にある標高1375メートルの鶴見岳でロープウエーを運営する会社が、寒さが厳しいこの時期に毎年開いています。
ことしは50人が参加しました。
大会は山頂付近で開かれ、氷の柱にしがみついている時間を競う競技では、参加した人たちが氷の冷たさに必死に耐えていましたが、10人のうち1分間持ちこたえられたのは2人だけでした。
また、かき氷の早食い競争では、氷の器に入ったかき氷をいかに早く食べられるか競いました。
29日の大分県は寒さが和らぎ、鶴見岳の山頂付近の気温は、これまでの大会で最も高い7度でしたが、参加した人たちは体を震わせながらかき氷を口に運んでいました。
かき氷の早食い競争に参加した23歳の男性は「本当に寒かったですが、チャレンジできてよかったです」と話していました。
-- NHK NEWS WEB