改元に伴って改修が必要な情報システムについて、菅官房長官はこれまでのところ国民生活に影響が及ぶトラブルは発生していないとしたうえで、引き続き警戒し、対応に万全を期す考えを示しました。
今月1日の「令和」への改元に関連し、政府は各府省庁での和暦を扱う情報システムは10連休明けの7日までに必要な改修作業を終わらせるとともに、民間企業に対してもシステムの円滑な移行に向けた対応を促してきました。
これについて菅官房長官は、閣議のあとの記者会見で「開庁日を迎えて情報システムが稼働し始めているところであり、状況の確認を行うとともに、不都合が発生した場合は速やかに内閣官房に報告することになっている」と述べたうえで、これまでのところ各府省庁で国民生活に影響が及ぶトラブルは発生していないことを明らかにしました。
また菅官房長官は民間企業で重大なトラブルが生じた場合も関係省庁を通じて情報収集することになっているとして、引き続き警戒し、対応に万全を期す考えを示しました。
-- NHK NEWS WEB