7日のアジアの株式市場は、米中の貿易摩擦への懸念が再び強まる一方で、値下がりした株を買い戻す動きも出て、全体では方向感のない展開となりました。
各地の代表的な株価指数の終値は6日取り引きがなかった韓国が先週末と比べておよそ0.8%下落しました。
一方、米中の貿易摩擦への懸念から6日株価が大きく値下がりした市場では買い戻しの動きが出て、台湾がおよそ0.8%上昇したほか、シンガポールがおよそ0.6%、香港もおよそ0.5%値上がりして7日の取り引きを終えました。
市場関係者は「米中の貿易摩擦への懸念が再び強まる中で、今週予定されている両国の貿易交渉の結果に投資家の注目が集まっており、株式市場はその動向に左右されそうだ」と話しています。
-- NHK NEWS WEB