7日のヨーロッパの株式市場は、アメリカと中国の貿易摩擦への懸念が再び強まり、主な市場の株価は軒並み値下がりしました。
7日のヨーロッパの株式市場は、アメリカの通商代表部が中国からの輸入品に対する関税を引き上げる方針を明らかにしたことなどから貿易摩擦への懸念が再び強まり、取り引き開始から売り注文が膨らみました。
その後、ニューヨーク株式市場で7日の取り引きが値下がりして始まると、下落幅はさらに拡大しました。
主な市場の株価指数の終値はロンドン市場、パリ市場、ドイツのフランクフルト市場のいずれもおよそ1.6%の値下がりとなりました。
市場関係者は「投資家の間ではアメリカと中国との間で今週行われる閣僚級の交渉が、どのような内容になるかに注目が集まっている」と話しています。
-- NHK NEWS WEB