ソフトバンクグループの孫正義社長は、運営する10兆円規模のファンドとは別に、同じ規模の第2のファンドを設立することを明らかにしました。
ソフトバンクグループは2年前、サウジアラビアの政府系ファンドなどから出資を受けて、10兆円規模のファンドを設立し、ベンチャー企業を中心にこれまでおよそ80社に投資を行っています。
孫社長は9日の決算発表の記者会見で、現在、運営している10兆円規模のファンドとは別に、新たに第2のファンドを近く、設立することを明らかにしました。
新たなファンドの規模については、同じように10兆円規模になるとしたうえで、設立の時期など具体的な計画については、今後検討するとしています。
孫社長は「かなり早い時期に立ち上がる。現在のファンドの投資に区切りが付いたあと、途切れることがないようにスムーズに投資を始められるようにする。私の情熱の97%はファンドで占められている」と述べました。
-- NHK NEWS WEB